有害廃棄物を安全に除去する手順
米国環境保護庁(EPA)は、産業活動や商業活動に伴う有害廃棄物の流出に対し、土壌・地下水・水道・大気から汚染物質を除去するための是正措置を規定しています。米国内で発見された放置された有害廃棄物サイトは、スーパーファンド(Superfund)プログラムの下で、地域EPA事務所が清掃を実施します。浄化プロセスは複数の重要なステップから構成され、状況に応じて様々な技術が用いられます。
必要なもの
- 有害廃棄物現場へのアクセス
- 環境サンプリング用容器
- パソコンとインターネット接続環境
- 対象廃棄物に認定された有害廃棄物処理業者
手順
- 汚染物質の把握
現場で取り扱われている有害廃棄物の種類を調査し、可能であれば土壌・水のサンプルを採取して地域の有害廃棄物検査機関で分析します。米国有害物質・疾病登録局(ATSDR)の情報を参照し、地域社会や環境へのリスクを評価します。 - 責任者の特定
汚染の原因となった個人または事業者を特定します。目撃者の証言を収集し、所在地の固定資産税課に問い合わせて所有者情報を確認します。 - EPA資料の確認
EPA が提供するガイドラインや出版物(中小企業向け、住民向けなど)を読み、手続きや対策の基本を把握します。 - 調査・実現可能性調査の依頼
地域EPA事務所に連絡し、リメディアル調査(Remedial Investigation)と実現可能性調査(Feasibility Study)を実施してもらい、浄化の必要性と技術的・経済的な実現可能性を評価してもらいます。 - 是正計画の策定と協議
EPA と協力し、現行技術で効果的に汚染を除去できるか検討し、長期的な環境保護と人間の健康を確保する是正計画(Remedial Action Plan)を作成します。 - 許可取得
地域EPAから指示された許可や認可を取得し、法的に適正な手順で作業を進めます。 - 専門業者による実施
是正計画に基づき、認定された有害廃棄物処理業者を雇用し、汚染物質の除去または中和作業を実施します。作業期間は数年に及ぶことがあります。 - 地域の再開発支援
浄化が完了したサイトの再利用を促進するため、地域住民や自治体と連携し、再開発計画を提案・支援します。市議会への出席や行政担当者への働きかけが有効です。
