水質と廃水分析における物理的パラメータ

水の物理的パラメータは、自然状態で測定できる属性であり、環境保全のための品質管理に欠かせません。代表的な指標は pH、導電率、温度、濁度です。

pH

pHは水の酸性・アルカリ性を示す指標で、0〜14のスケールで表されます。純水は中性でpH7です。7未満は酸性、7超はアルカリ性を示し、環境中の酸性化やアルカリ性汚染の有無を評価できます。

導電率(Conductivity)

導電率は水が電流を通す能力を測定し、溶存するイオン、ミネラル、金属、汚染物質の濃度を反映します。河川の導電率は約50〜1500 µS/cm、湖沼は150〜500 µS/cm、工業廃水は10 000 µS/cmに達することがあります。

温度

水温は溶存酸素量に大きく影響し、植物の光合成や水生生物の代謝速度を左右します。気象条件、日陰、排水や雨水流入などが水温変化の要因となります。

濁度(Turbidity)

濁度は水中に浮遊する粒子の量を示し、自然の濁りだけでなく、侵食、肥料由来の栄養過剰、藻類の増殖、雨水流入などの環境変化を把握する指標となります。

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