冷媒の安全性

火災リスク

クラス3可燃性に分類される冷媒(エタン、イソプロパン、ブタンなど)は、摂氏21度(華氏69.8度)で大気圧(101 kPa)下でも可燃です。

火災や爆発の危険を低減するため、常に以下を実施してください。

  • 使用中は冷媒の状態を監視する。
  • 換気の良い場所に保管し、耐爆性のある容器を使用する。
  • 火源から遠ざけ、周囲に人が少ないエリアで保管する。

毒性

クラスB毒性に属する冷媒(例:アンモニア)は、濃度400 ppm 未満でも有害です。一方、エタン、二酸化炭素、ブタンなどのクラスA冷媒は同濃度で安全とされています。

取り扱い時は以下を徹底してください。

  • 吸入・摂取・皮膚接触を避ける。
  • 各冷媒の安全データシート(MSDS)に基づき、指定された個人保護具(PPE)を必ず着用する。
  • MSDSはメーカーのウェブサイトや問い合わせで入手可能です。

発がん性リスク

従来の冷媒であるハロクロロフルオロカーボン(HCFC)R-22は、低いがんリスクが指摘されています。対照的に、CFC系冷媒(R-11、R-12)やテトラフルオロエタン(R-134)は発がん性が認められていません。

発がん性が疑われる冷媒でも、毒性冷媒と同様の安全対策を講じることが推奨されます。

高圧リスク

一部の冷媒はシステム内で高圧で使用されます。安全に取り扱うために、以下を守ってください。

  • 耐圧設計の容器・配管を使用する。
  • 容器の漏れや外傷を定期的に点検する。
  • 充填時は冷媒ごとに定められた最大圧力を超えない。

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