アスファルトの種類と製造プラントの概要
アスファルトは道路、駐車場、屋根の舗装に広く利用されており、主に砂や砕石、石と原油から作られるセメントで結合されています。アスファルトには「直列走行用アスファルト」(道路や空港滑走路、駐車場向け)と「酸化・エアブローアスファルト」(主に屋根や配管の被覆用)の2種類があります。
アスファルトプラントは、原料を混合しアスファルトを製造する施設で、米国環境保護庁(EPA)によると、年間約30万トンのアスファルトが生産されています。
アスファルトプラントの種類
バッチミックスプラント
バッチミックスプラントでは、まず砂や砕石などの骨材を乾燥させ、その後ミキサーに送ります。ミキサー内で骨材と液体アスファルトが均一に混合され、所定の配合が完成します。
ドラムミックスプラント
ドラムミックスプラントでは、液体アスファルトを骨材と同時に回転式乾燥ドラムへ直接注入します。ドラム内で全体が加熱されながら混合されるため、液体アスファルトが高温・炎にさらされ、バッチ方式に比べて有機化合物の排出が多くなる傾向があります。
環境への懸念
アスファルトは揮発性有機化合物(VOC)、一酸化炭素(CO)、硫黄、窒素酸化物(NOx)、多環芳香族炭化水素(PAH)など数千種もの化学物質を含む混合物です。プラントからはこれらの煙が大気中に放出され、呼吸器系に影響を及ぼす恐れがあります。そのため、米国の多くの州や郡ではアスファルトプラントに対して厳しい規制が設けられています。
