黒カビの危険性と対策
発生条件
- セルロース素材と高湿度が黒カビの繁殖に最適です。洪水や漏水が壁紙、断熱材、繊維板などのセルロース素材に浸透すると、黒カビが増殖しやすくなります。これらは壁の裏、床下、機器の背後など、住居者が目にしにくい場所に広がります。
健康への影響
- EPAは安全な曝露閾値を設定していません。個人差はありますが、乳幼児や高齢者などリスクの高い人は重篤な症状や最悪の場合死亡に至ることがあります。呼吸器症状(喘鳴、呼吸困難、咳、喉の痛み、肺出血)や皮膚刺激、目・鼻・喉の灼熱感、頭痛、倦怠感などが報告されています。
識別と除去
- 黒く見えるカビすべてがStachybotrys chartarum(黒カビ)とは限りません。シャワーのカビや他の黒色カビは必ずしも有毒ではありません。目視だけでは判断できないことが多く、空気検査が推奨されます。健康被害が出ている場合は、専門家が安全性を確認するまでそのエリアへの立ち入りを控えてください。除去は、原因となる湿気と汚染された素材を取り除くことが基本です。広範囲に繁殖している場合は、部分的な修復では不可能なこともあり、全体の撤去が必要です。根本原因を解消し、再発を防止しましょう。