黒カビ(Stachybotrys chartarum)への曝露と健康リスク

Stachybotrys chartarum(黒カビ)は、強力なマイコトキシンであるサトラトキシンHを産生し、健康に深刻な影響を及ぼすことが知られています。専門家が処置するまで、決して触れたり除去したりしないでください。

生息環境

  • 湿った木材、壁紙、石膏ボードなど、セルロースを含む建材の表面。
  • 建物内の湿気が損傷した部分に主に発生。
  • 湿潤で温かい土壌でも成長することがあります。

曝露

  • 建物内で一般的に見られますが、空気中の濃度は低いとされています(Ball State University)。
  • カビをかき乱すと胞子が放出され、曝露量が急増し、1〜2日で症状が現れることがあります。
  • 長期にわたる低レベルの曝露はアレルギー反応を引き起こし、感受性を高めます。

健康への影響

  • 免疫力が低下している人は、真菌性副鼻腔炎や肺炎などの重篤な呼吸器感染症に罹りやすくなります。
  • 皮膚にも感染し、いぼや病変、爪の変色・ひび割れを引き起こすことがあります(University of Florida)。
  • 乳児では、S. chartarumが肺出血を引き起こす可能性があり、致命的なヘモジデロシスを招く恐れがあります。

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