生分解性製品の概要と活用例

生分解性製品は、速やかに分解され堆肥化できるよう設計されています。自然に分解した有機物は、農業の土壌改良剤や庭園のマルチ材として活用でき、化学肥料の使用を減らすことが可能です。

過去15年間、プラスチックがメーカーの主張通りに分解しないという混乱と懐疑がありましたが、現在ではBiodegradable Products Institute(BPI)などが定めた基準に基づき、正しく「生分解性」と表示できる製品が認証されています。

食器類

食器(皿、ボウル、カップ、カトラリー)に生分解性素材が広く利用されています。BPIのロゴが付いた製品は、厳格な科学的基準を満たすことを示します。主にトウモロコシ樹脂やサトウキビパルプから作られ、冷温両用カップやカップスリーブも含まれます。エコな鍋は竹パルプが主原料です。大学のカフェテリアや学食などでの採用例が増えています。

ペットボトル

ペットボトルはトウモロコシ由来の生分解性プラスチックで製造されます。食品くずや庭の剪定枝と同等の速度で分解され、プラスチック片が残らないことが求められます。

ゴミ袋

家庭用・業務用のプラスチックビンライナーとしてのゴミ袋もサイズ展開が豊富です。堆肥化プログラムでは、洗浄や清掃の手間を減らすために使用されます。非毒性・再生可能なポリエステル系樹脂を使用し、適切な堆肥施設で50〜100日で完全に分解します。

その他の製品

その他の生分解性製品例として、ウォーターベースのベビーワイプ(アロエベラ抽出液・グリセリン配合)、ラバーとジュート布のヨガマット、トウモロコシ・ジャガイモ・ケナフ(綿に近い作物)から作られた日本製スマートフォンなどがあります。

BPIは米国だけでなく、日本、ヨーロッパ、カナダの組織とも連携し、生分解性素材の利用促進と回収を推進しています。

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