感電の危険
電車の架線は常に通電しており、極めて高い電圧が流れています。直接触れただけで致命的な感電が起こり得ます。手だけでなく、凧や棒など導電性のある物体で近づくことも危険です。また、架線からは放電(アーク)が発生し、最大約3メートル先まで飛び散ります。
電気火傷の危険
感電で死亡しないケースでも、電流が皮膚を通過することで重度の電気火傷を負うことがあります。特に「電車サーフィン」など不適切な行為に伴い、心臓障害や脳損傷、神経障害といった二次的な合併症を引き起こす恐れがあります。
アークフラッシュ火傷の危険
アークフラッシュは、電源ケーブルから電流が空間を飛び越えて放電する現象です。直接触れなくても、放電時に発生する極高温の熱光線や衝撃波により皮膚や衣服が焼け、溶けた衣類が皮膚に付着して二次的な火傷を引き起こします。さらに、溶融した金属片が飛散し、皮膚に埋まることで深刻な損傷をもたらすことがあります。
