Termidor(シロアリ駆除剤)の作用と人への影響、緊急時の対処法

Termidorの仕組み

Termidorは地下シロアリを対象とした防除剤で、土壌中の巣やコロニーに作用します。また、キリギリスアリや黒アリなど特定のアリにも使用が認められています。

使用は、認定を受けた害虫駆除業者のみが行える資格制度があります。

シロアリがTermidorを摂取すると死亡しますが、主な駆除メカニズムは「遅効性の伝播」です。処理された個体が他の個体に化学物質を移すことで、コロニー全体が数ヶ月で消滅します。

さらに、処理後は数年間にわたり防護バリアが形成され、害虫の侵入を防ぎます。

Termidorへの曝露の兆候と症状

主成分はフィプロニルで、人に接触すると皮膚刺激や、誤飲した場合は発汗、吐き気、嘔吐、頭痛、腹痛、めまい、脱力、けいれんなどの症状が現れます。

短時間の接触であれば症状は自然に改善することが多いですが、長時間体内に残留すると危険です。

その他の身体への影響

現在の研究では、フィプロニルが人のがんリスクを直接高める証拠はありませんが、米EPAは「潜在的ヒト発がん性物質」と位置付けています。

動物実験では、長期摂取により甲状腺腫瘍やてんかん発作、甲状腺機能低下が報告されています。

曝露時の対処法

皮膚に付着した場合は、すぐに衣服を脱ぎ、石鹸と大量の水で洗い流してください。刺激が続く場合は医療機関を受診します。

吸入した場合は新鮮な空気のある場所へ移動し、落ち着いて呼吸を整えてください。

目に入った場合は、15分以上流水で十分に洗い流し、眼科医の診察を受けます。

誤飲した場合は口をすすぎ、たくさんの水を飲んだ後、直ちに医療機関へ連絡してください。

安全に暮らすための注意点

施工は資格を持つ業者のみが行いますが、処理後は指示があるまで処理部位に触れないようにし、子どもやペットが近づかないよう注意してください。

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