臭化カリウムと硝酸銀の特性と安全な取り扱い

組成

  • 臭化カリウム(カリウムブロミド)は、カリウムと臭素からなる化合物で、分子量は119です。無臭の白色結晶として現れます。

  • 硝酸銀は銀、窒素、酸素からなる化合物で、分子量は169.87です。透明で無色、無臭の結晶です。


保管方法

  • 両化合物は乾燥した換気の良い冷暗所に保管し、衝撃から守ります。特に硝酸銀は湿気や木製床、熱源から遠ざけ、発火の危険を防止してください。


影響と症状

  • 臭化カリウムを吸入すると呼吸器刺激、咳、息切れ、喉の痛みが起こります。経口摂取は嘔吐や腹痛を引き起こすことがあります。大量に吸収されると中枢神経系に影響し、皮膚や目に触れると赤みや痛みが生じます。

  • 硝酸銀は腐食性と毒性を併せ持ちます。吸入は上部気道や粘膜を損傷し、焼けるような感覚、嘔吐、息切れを引き起こします。経口摂取は胃・口・喉に重度の火傷を生じ、下痢、黒い嘔吐物、ショック、最悪の場合死亡に至ります。皮膚接触は激しいやけど、目に入ると視力低下や組織損傷を起こします。


応急処置

  • 吸入した場合はすぐに新鮮な空気のある場所へ移動してください。皮膚や目に付着した場合は少なくとも15分間十分に洗い流します。

  • 硝酸銀を誤って飲み込んだ場合は嘔吐を誘発せず、たっぷりの水を飲ませ、直ちに医療機関へ搬送してください。


用途

  • 臭化カリウムは獣医学で抗てんかん薬として使用され、フェノバルビタールが効果不十分な場合に補助的に投与されます。

  • 硝酸銀はイボや疣贅、臍帯残存組織の除去に利用され、創傷や潰瘍の焼灼にも使われます。低濃度では収れん剤としての効果があります。

環境衛生 - 関連記事