水銀と神経障害
水銀は人体に有毒で、長期間の曝露は神経系に深刻な障害をもたらす可能性があります。室温で液体の金属であり、体温計、スイッチ、電池、蛍光灯管などに使用されています。
事実
- 水銀は脳と神経系の特定部位に蓄積します。主に視覚皮質、小脳、脊髄に付随する背根神経節が影響を受けます。
初期症状
- 手足の感覚低下、言語のろれつが回らない、歩行困難が見られます。嘔吐、倦怠感、発疹も伴うことがあります。
進行した疾患
- 長期曝露によりさらに神経障害が進行し、震え、運動協調障害、記憶力低下、性格変化などが現れます。
曝露経路
- 汚染された食物や水の摂取、破損した体温計や水銀入り容器からの吸入が主な曝露源です。
子どもと胎児への影響
- 子どもや胎児は水銀による神経障害に特に敏感です。妊娠中に母体が水銀に曝露されると、胎児が水銀を取り込み、脳の発達に悪影響を及ぼす可能性があります。
