環境でのEMF測定方法

電磁界(EMF)は自然界にも存在しますが、電力線やテレビ、電気シェーバーなどの家庭用電化製品からも発生します。一部ではEMFの変化を利用して幽霊を検知できると主張されていますが、健康への影響ははっきりしていません。そこで、家庭やオフィスでEMFを測定するための基本的な手順とポイントをご紹介します。

測定手順

  1. 測定の目的と使用場所・頻度を決める。自宅のホットスポットだけを調べるなら、低価格のシンプルな検出器で十分です。

  2. 予算上限を設定し、実店舗やオンラインで製品を比較する。家電量販店のスタッフに相談すると、用途に合ったモデルを教えてくれます。オンラインでは D.A.S. Distribution などが品揃えが豊富です。

  3. 検出器の基本的な使い方を習得する。安価なモデルは緑・黄・赤の3色LEDで強度を示し、ペースメーカーや除細動器を装着している人でも安全に持ち運べる小型タイプがあります。

  4. デジタル型・アナログ型の上位機種にも慣れておく。アナログは針が放射状に動き、デジタルは LCD 画面で数値を表示します。

  5. 測定対象の周囲を歩き回り、電源や配線に近づくと表示が変化する様子を確認する。電界は V/m(ボルト/メートル)で、住宅内の平均は 0〜10 V/m。磁界は mG(ミリガウス)で、0〜2.5 が低、2.5〜7.0 が中、7.0 以上が高とされます。

  6. 自宅やオフィス全体をスキャンし、配線不良や EMF ホットスポットを特定する。距離が離れるほど EMF は急速に減衰するため、電力線近くでは数百〜数千 V/m に達することがあります。

測定結果をもとに、必要に応じて配線の改善や機器の配置換えを検討しましょう。EMF の影響を完全に排除することは難しいですが、過度な曝露を避けるための第一歩として活用できます。

環境衛生 - 関連記事