エルゴノミクスに基づくワークステーション設計の実践ガイド

デスクトップ設定

  • ワークステーションをエルゴノミクス的に設計する最初のステップは、デスクトップ機器の配置です。多くの仕事で必要になるのは、コンピュータ、キーボード、マウス、電話です。

    モニターは正面に置き、首を回す必要がないようにします。書類を頻繁に使用する場合は、モニター横に文書ホルダーを取り付け、目の高さに保ちましょう。

    キーボードはモニターの正面に配置し、自然な姿勢を保てるようにします。ワイヤレスマウスがある場合は、キーボードの横に置き、デスク全体に手を伸ばす必要がないようにします。

    電話はヘッドセットで受話し、首や肩で支えることを避けます。

椅子の選び方

  • 正しい姿勢を維持できる椅子を選びましょう。キャスター付きでスムーズに回転できるものが理想です。座面の奥行きは、背もたれと太ももがしっかり支えられる程度が必要です。

    背もたれの下部が丸みを帯びた形状(ランバーサポート)であると、疲労時でも自然に背筋を伸ばすことができます。ランバーサポートがない場合は、別売りの腰当てクッションを使用してください。

    アームレストは、肘に余計な圧力がかかるため、可能であれば取り外し可能なもの、または使用しない方が望ましいです。

椅子とデスクの調整

  • 椅子に座り、作業位置を確認します。まずモニターを目線の高さに合わせましょう。低すぎる場合は、モニタースタンドや書籍で持ち上げます。

    キーボードを操作する際は、肩の力を抜き、肘が約90度になるようにします。そのために椅子の高さを調整してください。股関節と膝も同様に約90度が目安です。

    足が床につかない場合は、フットレストを使用して足を支えます。

その他の配慮事項

  • 作業環境の照明は、目の疲れを防ぐために十分な明るさを確保します。可能であれば、静かな場所にワークステーションを設置し、騒音による筋緊張を減らしましょう。換気が良く、温度管理された空間も重要です。

    作業中は定期的にミニブレイクを取り、目と筋肉を休めます。30分ごとに立ち上がってストレッチし、背中や前腕、肩をほぐすと疲労が軽減されます。また、作業内容をローテーションさせ、同じ動作を長時間続けないように心がけましょう。

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