人間工学に基づく椅子選びのガイドライン

エルゴノミックチェアの機能

国立衛生研究所によると、エルゴノミックチェアは「生産性、健康、安全、快適性」を向上させます。体を自由に動かせることで作業の妨げにならず、繰り返しの動作による筋肉への負担や痛みを軽減します。

椅子のクッション

座面と背もたれは通気性のある生地で覆われ、空気循環が確保されていることが望ましいです。柔らかすぎず、しっかりとしたサポートを提供する硬さが理想です。過度に柔らかい座面は体が沈み込み、姿勢が崩れ筋肉に負担がかかります。

椅子のサイズ

座面の高さはおおむね 40〜52 cm(身長に応じて)に設定し、太ももが水平、下腿が垂直になるようにします。足は床にしっかりとつき、ひざと足首が90度になるのが目安です。座面幅は調整可能で、0〜10度の傾斜ができると快適です。背もたれは腰部のサポートができ、角度と高さが調整可能で、背骨と太ももの間が90度になるようにします。アームレストは必須ではなく、動きを妨げないものを選びます。

椅子の推奨事項

米国標準協会(ANSI)や環境保健安全センターの指針に従い、背もたれは腰の自然なカーブを保てるよう調整します。足が宙に浮かないようにし、必要に応じて座面を下げられる機構があると良いです。背が高い人は座面を上げ、膝が顎に近づきすぎないようにします。ベースは4本または5本の脚で安定性を確保し、転倒しにくい設計が求められます。

考慮すべき点

姿勢は椅子と同等に重要です。タイピングや作業中はアームレストに頼らず、足は床に平らに置き、足を組まないようにします。背筋を伸ばし、猫背にならないよう注意してください。フットレスト、文書ホルダー、リストレストなどのアクセサリを活用すれば、さらに姿勢を改善できます。

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