コールドパックに含まれる反応物は何ですか?
コールドパックは、破裂させると瞬時に冷却効果が得られる使い捨ての冷却パックです。内部で起こるのは吸熱反応(エンドサーマル反応)で、反応物が熱を吸収し、パックの温度が低下します。
主な反応物
- アンモニウム硝酸(NH4NO3):固体の結晶としてパック内の小さな袋に封入されています。
- 水:外側のプラスチック袋や別の小袋に含まれ、アンモニウム硝酸と混合されると溶解します。
- カルシウム炭酸塩(CaCO3):一部のパックでは、反応速度や温度を調整するために少量添加されます。
反応の仕組み
パックを叩いたり曲げたりして内部の小袋が破れると、アンモニウム硝酸が水に溶けます。溶解過程で熱エネルギーが吸収され、温度が急激に下がります。このエンドサーマル反応により、パックは約-10℃(14°F)まで冷却し、10〜15分間冷却効果が持続します。
使用上の注意
- 破損したパックは直接皮膚に貼り付けず、布やタオルで包んで使用してください。
- 使用後は適切に廃棄し、再利用しないでください。
