火傷の応急処置と治療方法
1度火傷(表皮だけの軽度のやけど)
赤くなり、痛みを伴い、軽い腫れが見られます。圧迫すると白くなることがあります。1〜2日で皮がはがれ落ちることが多いです。
対処法:まず冷水で患部を十分に冷やし、アロエベラジェルや抗菌軟膏(例:ネオスパリン)を塗布します。痛みが強い場合は、アセトアミノフェン、イブプロフェン、ナプロキセンなどの市販鎮痛剤を服用してください。
患部が3インチ(約7.5cm)以上、または顔・足・性器などの重要部位に及ぶ場合は、医療機関を受診してください。通常は1週間以内に自然に治癒します。
2度火傷(真皮まで浸透したやけど)
腫れが増し、斑点状の赤い皮膚と水ぶくれができ、痛みが強くなります。
対処法:15分間、冷水で患部を浸すか、冷たい湿布で冷やします。小範囲であれば、医師が処方した抗菌軟膏やクリームを塗り、乾いた非粘着性の包帯で覆います。
毎日包帯を交換する際は、必ず石鹸と水で手を洗ってから行い、患部も優しく洗浄してください。感染の兆候(赤み、腫れ、膿)が見られたら速やかに医師の診察を受けましょう。完全に治癒するまでに最大で3週間かかることがあります。
広範囲の2度火傷は緊急医療が必要です。
3度火傷(皮膚全層が損傷した重度のやけど)
皮膚が黒く焦げたようになるか、白くなることがあります。神経が損傷しているため、痛みが感じられないこともあります。
対処法:直ちに救急病院へ搬送してください。患部を浸したり、皮膚にくっついた衣服を無理にはがすことは避けます。清潔なガーゼで軽く覆い、搬送までの間に保護します。
電気・化学火傷
電気火傷:表面だけでなく体内部にも損傷が及ぶことがあるため、すぐに医療機関で診察を受ける必要があります。
化学火傷:大量の水で直ちに洗い流し、化学物質が付着した衣服はすぐに脱ぎます。化学薬品と相互作用する可能性があるため、軟膏やクリームは使用しないでください。症状が重い、または不明な場合は、地域の中毒管理センターへ連絡するか、直接医師の診察を受けましょう。
