CPR(心肺蘇生)ファクトシート:手順・適応・重要性と講習情報
CPR(心肺蘇生)の手順
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CPRは人工呼吸と胸部圧迫の2つの要素で構成されます。まず、患者の鼻をつまみ、口を完全に覆って息を吹き込みます。胸が上がるまで、約1秒の呼吸を2回行い、人工呼吸を完了させます。
次に胸部圧迫を行います。胸骨の上部、乳頭の間を指でつまみ、1回につき約5~6cmの深さで、1分間に100~120回(約2回/秒)圧迫し、30回を1セットとします。人工呼吸と胸部圧迫を交互に繰り返し、救急隊が到着するまで続けます。
2人で実施する場合は、1人が人工呼吸、もう1人が胸部圧迫を交代しながら行い、互いに作業を一時停止して交代します。
CPRが必要な状況
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心停止や呼吸停止が疑われるときは、即座にCPRを実施します。具体的には、溺水や火災による煙の吸入、重度の中毒や感電、突発的な乳児突然死症候群(SIDS)など、さまざまな緊急事態で有効です。
CPRが必要かの判断ポイント
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意識・反応の有無を確認します。目が開くか、四肢が動くか、声や泣き声が聞こえるかをチェックしてください。これらの兆候が全く見られない場合は、まず肩を軽く揺すり、呼びかけて反応を確認します。
乳児の場合は胸を軽く撫でて刺激し、反応がないか確認します。成人や子どもでは、肩を叩きながら「大丈夫ですか?」と呼びかけます。
CPRの重要性
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CPRは専門医療の代替ではありませんが、救急車が到着するまでの時間を稼ぐ重要な手段です。酸素欠乏が8分以上続くと、死亡や重度の脳障害のリスクが高まります。迅速にCPRを開始すれば、呼吸・循環が回復し、生存率が大幅に向上します。
まず119番(日本)または911番(米国)へ通報し、救急隊の指示を仰ぎながらCPRを実施してください。
CPR講習の受講について
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書面だけの情報でも緊急時に役立ちますが、実際に手技を体験できる講習を受けることが最も効果的です。講習ではマネキンを使って人工呼吸や胸部圧迫の感覚を身につけ、正しい手順とリズムを習得できます。
日本赤十字社や日本救急医学会、各自治体の保健センターなどが主催するCPR講習があり、初心者から上級者まで幅広く対応しています。受講後は認定証が発行され、職場や地域での応急処置の資格として活用できます。
