低体温の認識と評価の方法

野外で寒さが厳しいと、低体温症は最も危険な状態のひとつです。早期に発見し、すぐに対処すれば命を救うことができます。

必要なもの

  • 野外救急講習
  • 救急キット
  • 低体温測定用体温計

手順

  1. 対象者に体調を尋ねます。寒さを感じ、鳥肌が立ち、指先の協調性がやや低下し、軽い震えや軽度の精神障害が見られる場合、軽度低体温症の可能性があります。直ちに対処してください(「軽度低体温症の治療方法」参照)。

  2. より重篤な症状を確認します。手が使えない、足元が不安定で転倒するなどの重度の筋協調障害、激しく制御できない震え、判断力低下やイライラ感がある場合は中等度低体温症の可能性があります。直ちに対処してください(「中等度低体温症の治療方法」参照)。

  3. さらに重症の兆候を評価します。震えが止まり、筋協調がほぼ失われ、筋硬直、意識消失、心拍数・呼吸数の低下、瞳孔拡大、脂肪代謝の不完全による甘いにおいの呼気(フルーツブリー)などが見られる場合は重度低体温症の可能性があります。直ちに対処してください(「重度低体温症の治療方法」参照)。

  4. 低体温測定用体温計で体温を測定します。体温が98.6°F(約37°C)から95°F(約35°C)までの場合は軽度低体温症、95°Fから90°F(約32°C)までの場合は中等度低体温症、90°F未満の場合は重度低体温症と判断します。

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