基本的な応急処置で避けるべきことは?

基本的な応急処置で避けるべきこと

応急処置は、適切な医療が受けられるまでの一時的な支援です。以下の行動は、状況を悪化させる可能性があるため、必ず避けてください。

1. 安全確認を怠らない

自分や周囲の安全を最優先にし、危険な環境や負傷者に近づく前に必ず確認します。

2. 重傷者を不用意に動かさない

脊髄損傷や重度の頭部外傷が疑われる場合、絶対に必要でない限り移動させません。

3. 貫通物を抜かない

刺さった物はそのまま固定し、専門医が処置できるようにします。抜くと出血が増える恐れがあります。

4. 意識不明人に飲み物を与えない

意識がない状態で液体や薬を与えると窒息の危険があります。

5. 動脈出血に直接圧迫しない

動脈からの大量出血は、創部の上方にある圧迫点に圧をかけ、直接創部に押さえつけないようにします。

6. 止血帯は最終手段として正しく使用

止血帯は重度の出血を止めるための最後の手段です。正しい位置と締め方で使用し、時間管理を忘れずに。

7. 包帯で過度に圧迫しない

傷口を包む際は、適度な圧力に留め、過度に締め付けて組織をさらに傷つけないようにします。

8. 火傷部位の衣類は無理にはがさない

燃えている衣類はそのまま残し、ゆるく覆うだけにして、速やかに医療機関へ搬送します。

9. 骨折した四肢を無理に整復しない

不適切な整復は骨折を悪化させます。固定具で現状のまま固定し、専門医の診察を待ちます。

10. 負傷者を自由に動かさない

負傷者が勝手に歩き回ると二次的な怪我を招く恐れがあります。必要がない限りその場で安静にさせます。

11. 傷口を直接空気にさらさない

創部を露出させると感染リスクが高まります。清潔な覆いで保護しましょう。

12. 複雑な傷や骨折は自己判断で治療しない

適切な訓練や器具がない場合、無理に処置しようとせず、速やかに医療機関へ搬送します。

13. 専門医の診察を遅らせない

重症や不明な症状の場合は、すぐに救急車を呼び、専門的な治療を受けさせます。

14. パニックにならない

冷静さを保ち、落ち着いて手順を踏むことが最も重要です。焦りは誤った判断を招きます。

15. 不衛生な材料や裸手で処置しない

汚染された布や手で傷口を触れると感染のリスクが上がります。清潔な手袋や素材を使用しましょう。

16. 無資格で薬剤を投与しない

薬の投与は訓練を受けた者のみが行うべきです。適切な薬剤と用量を守ります。

17. 虚偽の安心感を与えない

症状を軽く見せず、正確な情報を伝えて、必要な医療を受けるよう促します。

応急処置は「救急医療が受けられるまでの応急的な支援」です。正しい知識と訓練を受け、上記の誤った行動を避けることで、被害者の状態悪化を防げます。

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