赤外線サーモグラフィの基本的な使い方
はじめに
赤外線サーモグラフィは、対象物の熱特性(熱放射)から赤外線(肉眼では見えない光)の画像を作成する手法です。サーモグラフィカメラは画像取得だけでなく、対象物や表面の温度を測定できます。画像に表示される色パターンにより、対象の熱分布を視覚的に解析できます。医療、電気設備、コンクリート橋、航空機、機械システムなど、さまざまな分野で活用されています。
必要なもの
- 赤外線サーモグラフィカメラ
- サーモグラフィソフトウェア
- パソコン
- 取扱説明書
手順
カメラの電源を入れ、LCD が点灯することを確認し、レンズキャップを外す。
エミッシビティ(放射率)を設定する。設定が不明な場合は取扱説明書のエミッシビティ表を参照。デフォルトは約0.85が一般的。
温度計で対象の特定点の温度を測定し、カメラを同じ点に向ける。カメラのエミッシビティ設定を温度計の測定値と合わせる。LCD には現在の日付、時刻、エミッシビティが表示される。
測定対象の画像を撮影する。カメラが自動で温度に合わせて調整するか、必要に応じて選択ボタンを長押しして調整。取扱説明書を確認すること。
カメラがカラー表示と対象までの距離を示していることを確認し、フォーカスボタンまたはリングでピントを合わせる。ピントが合ったら保存ボタンを押す。同じ対象や別の対象でも同様に撮影を繰り返す。
撮影した画像をパソコンに転送する。カメラ付属のサーモグラフィソフトウェアをインストールし、画像を評価する。
