CTスキャンを複数回受けるときのリスクとは?
CTスキャン(CT撮影、CATスキャン)は過去20年間で急増しています。1980年には約300万件、2007年には約7000万件が実施されました。こうした普及に伴い、受ける回数が増えるほどリスクも高まることを理解しておく必要があります。
放射線被曝
メイヨークリニックによると、CTスキャンは体内の画像を撮るために使用され、通常のX線撮影に比べてはるかに高い放射線量を受けます。この高線量は「がん発症リスクを増加させる可能性がある」とされています。そのため、CTスキャンを実施する医療機関が認定を受けているか確認することが重要です。CBSニュースによれば、カリフォルニア州のある病院が250人の患者に対し、必要以上の放射線量を投与したとして調査を受けています。
造影剤に対する反応
一部のCTスキャンでは静脈内(IV)造影剤が使用されますが、稀にアレルギー反応を起こすことがあります。メイヨークリニックは「まれに重篤で生命に関わるアレルギー反応が起こることがある」と述べています。また、心疾患、喘息、糖尿病、腎臓病、甲状腺疾患の既往歴がある場合、アレルギー反応のリスクが高まります。
脱毛の報告
CTスキャン後に部分的な脱毛を訴える患者が増えています。CBSニュースは、アラバマ州の教師ベッキー・クーダートさんが脳CTスキャンを受けた後、頭部の側頭部から後頭部にかけて広範な禿げが生じたと報じています。
