スタノゾロール(ウィンストロール)とは

概要

スタノゾロールは、米国で違法薬物としてスケジュールされているアナボリックステロイドの一つです。ブランド名はウィンストロール(Winstrol)で、医師の処方により貧血や赤血球産生低下、筋萎縮症(例:AIDS患者)などの治療に用いられます。エステルが付いていないため、作用が速く、他のステロイドに比べて迅速に効果が現れます。

機能(医療用途)

当初は動物や人の貧血治療、赤血球産生の促進を目的に開発されました。また、筋肉減少症の緩和にも一定の効果が報告されています。

禁止物質

筋肉増強効果があることから、オリンピックやNFLをはじめとするほぼすべてのスポーツ団体で使用が禁止されています。ドーピング検査で陽性が出ると出場停止や罰則の対象となります。

スタックでの使用

単独ではテストステロンやトレンボロンほどの筋肥大効果は期待できませんが、血管走行(血管の浮き出し)を促進し、エストロゲンへの変換が起こらない点でボディービルダーに人気です。他のステロイドと組み合わせて「スタック」することで、相乗効果を狙います。

カッティング(減量)への利用

脂肪燃焼効果が科学的に証明されているわけではありませんが、カロリー不足下でも筋量を維持しやすくするため、減量期に使用されることがあります。

投与方法と用量

錠剤(5 mg)と注射液(1 mlあたり50 mg)の2形態があります。エステルが付いていないため、注射液は直接飲用するケースもあります。ボディービル目的の一般的な用量は1日あたり約50 mgです。

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