プリン(塩基)の検出方法と手順

概要

DNAはプリンとピリミジンという2種類の窒素塩基から構成されています。ヒトの体内に存在するプリンはアデニンとグアニンで、代謝によりそれぞれヒポキサンチンとキサンチンに変換されます。これらの誘導体を検出することで、元のプリンの有無を確認できます。20世紀初頭にアルブレヒト・コッセル博士が開発した「コッセル試験」や、ホッペ‑ザイラー試験、ワイデル試験が代表的です。

必要な器具・試薬

  • ブンゼンバーナー
  • アルコール
  • エーテル
  • フラスコ

検査手順

1. コッセル試験(ヒポキサンチン検出)

検体に塩酸と亜鉛の混合液を加え、過剰に水酸化ナトリウムを加えて加熱します。溶液がルビーレッドに変色したら、ヒポキサンチンが存在することを示します。

2. ホッペ‑ザイラー試験(キサンチン検出)

尿を濃縮し、強アルコールで抽出した残渣を蒸発させ、酢酸鉛とアンモニアで沈殿させます。沈殿を洗浄し、沸騰アルコールで処理後、エーテルで濾過します。得られた結晶を石灰と塩素に加え、暗緑色のリングが現れたらキサンチンが検出されたことになります。

3. ワイデル試験(キサンチン検出)

試料を塩素水と少量の硝酸で処理し、水浴で蒸発させた後、アンモニアガスに曝露します。試料がピンクまたは紫に変色したらキサンチンが存在します。

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