ツリークライミング用安全ハーネスと装備

ツリークライミングは、技術的な登攀技術と専用の安全装備を組み合わせて木の上部へ登るアウトドア活動です。高所での作業になるため、ツリークライミングサドルと呼ばれるハーネスを中心に、様々な安全機器を併用して安全に木頂部を移動します。大人から子どもまで楽しめるレクリエーションとして広く親しまれています。

ツリークライミングサドル

サドルは脚部・腰部・胴体に装着し、登攀中の滑りを防止します。主に「レッグストラップ型」と「バットストラップ型」の2種類があります。レッグストラップ型は太ももの上部を2本のベルトで固定し、バットストラップ型は臀部を横切る1本のベルトと、脚部と前部を結ぶ2本のベルトで構成されます。どちらも厚手のパッド付きストラップで長時間の使用でも快適です。

ロープ

ロープはサドルと木に接続し、落下からクライマーを守ります。ツリークライミング用ロープは外側がポリエステル・ダクロン素材で、柔らかく結びやすいのが特徴です。撚り構造のブレイドロープは、吊り下げ中の回転を防止します。標準的なロープは直径1/2インチ、長さ150フィート(約45メートル)で、必要な長さは登る木の高さの2倍程度で十分です。

カラビナ

カラビナはサドルに取り付ける金属製クリップで、ロープやアクセサリの接続に使用します。米国規格(ANSI)に従い、ロープとサドルを結ぶ際は「ポジティブロック」または「オートロック」タイプを選びます。ポジティブロックは開閉に3動作が必要で、登攀中の誤作動を防ぎます。オートロックは2段階の解除と1段階の開放で、耐破壊強度は5,000ポンド(約2,268kg)以上が求められます。アクセサリ用のカラビナはロック機構が簡易なものが使われます。

ストラップ・サドルバッグ

サドルには様々なナイロンストラップやサドルバッグを装着でき、予備ロープやカラビナ、救急セット、木材切断用の小型ツールなどを携帯できます。これらのアクセサリはカラビナでサドルに固定し、必要に応じてすぐ取り出せるようになっています。

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