屋内ウォーターパークに潜む健康リスク

重要性

2008年のCDC調査では、あるホテルの屋内ウォーターパークで650件以上の目の刺激や呼吸器症状の報告がありました。これらは単なる偶発的なものではなく、クリプトスポリジウム症などの水系感染症と併発しています。また、屋内ウォーターパークでは溺死や滑倒によるケガのリスクも存在します。

種類

屋内ウォーターパークで報告される主な水系感染症は、E.コリ、クリプトスポリジウム、ノロウイルスです。

CDCは、屋内という閉鎖空間が塩素と利用者の汗や尿が反応して「クロラミン」という有害ガスを発生させやすいと指摘しています。クロラミンはプールの水や噴霧装置を通じて空間全体に拡散します。

影響

E.コリやクリプトスポリジウムは下痢、嘔吐、腹痛、発熱などの症状を引き起こし、軽症から致命的まで幅があります。2008年にはノロウイルスに感染したとされる屋内ウォーターパークの来園者が400人以上に上りました。クロラミンは目や喉の刺激、喘鳴、咳、くしゃみを誘発しますが、致死例は報告されていません。

警告

2009年、世界最大級のカラハリ・ウォーターパークで3歳児が溺死する事故が起きました。同年8月のハッフィングトン・ポストの記事によれば、同パークは同年5月に安全検査を受け、「多くのウォーターライドが不注意かつ危険な運転で行われていた」ことが指摘され、監視員も不足していたと報告されています。

CDCは、5歳未満の子どもと15〜24歳の若年層が溺死リスクが高いとしています。

予防・対策

幼い子どもや泳げない人がいる場合は、適切な浮力具を必ず使用し、監視員だけに頼らず保護者が常に目を離さないようにしましょう。

おむつを使用している子どもは専用のスイム用おむつを着用させ、定期的にトイレ休憩を取って排泄物が水に混入しないよう配慮してください。

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