ポイズンオーク・アイビー・ウルシの特徴と対策

「葉が三枚なら触らないで」という警句は、かゆみを伴う接触皮膚炎を引き起こす有毒植物への警告です。北米で最も一般的なのはポイズンオーク、アイビー、ウルシの3種です。

重要性

ポイズンオーク、アイビー、ウルシは、北米で「接触皮膚炎」の主な原因です。これらは同じ属(Toxicodendron)に属し、皮膚に刺激を与えるのは「ウルシオール」という油です。ウルシオールは植物界で最も強力な感作物質のひとつで、接触した人の約85%が皮膚炎を起こすとされています。

識別方法

「葉が三枚」というイメージだけでは判別が難しいことがあります。これらの植物は低木やつる性の形で生育し、葉は光沢のあるものからくすんだものまで様々です。長さは約2.5cmから12cmほどで、縁は滑らかでも鋸歯状でもかまいません。色は緑が基本ですが、季節や環境により黄色やピンクに変化することもあります。

症状

接触後12〜18時間で皮膚が赤くなり、小さな丘疹や水疱が現れます。症状が顕在化するまでに数日かかることもあります。接触した葉の形に沿って線状に広がることが特徴です。

特徴

最も顕著なのは激しいかゆみです。初期の水疱は液体を放出し、やがて黄色いかさぶたになります。かさぶたが剥がれると、下の皮膚は極度に痛みます。特にポイズンアイビーの皮膚炎は細菌感染しやすく、掻きむしると症状が悪化します。

予防・対処法

接触後15分以内に、流水と弱アルカリ性の石鹸で患部を洗い流すと発疹を防げます。水がない場合は消毒用アルコール、緊急時はアルコール飲料でも代用可能です。症状が出る前にステロイド系のヒドロコルチゾンクリームを塗布すれば、腫れや水疱の発生を抑えられます。

注意点

洗浄が完了するまで患部に触れないようにしましょう。指についたウルシオールが他の部位に移ると、発疹が拡大します。また、抗ヒスタミン系クリームやベンゾカインは感作を高める恐れがあるため使用を避けてください。

誤解

「一度は症状が出なかったから免疫がある」という考えは間違いです。数回接触しても症状が出ないことがありますが、次に接触した際に必ず皮膚炎が起こります。

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