空気感染対策が必要な疾患は?
空気感染対策とは
空気感染対策は、空気中に長時間浮遊し、近くにいる人が吸い込むことで感染が広がる病原体の拡散を防止するための予防策です。主に結核やインフルエンザなど、エアロゾルで伝播する感染症に適用されます。
空気感染対策が必要な主な疾患
- はしか(麻疹)
- 流行性耳下腺炎(おたふく風邪)
- 風疹
- 水痘・帯状疱疹ウイルス(水痘・帯状疱疹)
- 結核
- 重症急性呼吸器症候群(SARS)
- 中東呼吸器症候群(MERS)
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
診断が確定していなくても、空気感染が疑われる患者には同様の対策が推奨されます。
空気感染対策の具体的な実施項目
- 負圧室での単独病室使用:部屋の気圧を廊下より低く保ち、感染性粒子の外部への流出を防止します。
- 呼吸用防護具(N95マスク等)の着用義務化:医療従事者は鼻と口を密閉し、粒子をろ過できるマスクを装着します。
- 入室者数の制限:必要最小限のスタッフのみが部屋に入るよう管理します。
- 定期的な清掃・消毒:表面や空気の汚染を除去し、二次感染を防ぎます。
これらの空気感染対策を徹底することで、重篤な感染症の拡散を防ぎ、医療従事者と患者の安全を確保できます。
