蚊に刺されたときのサインと対処法
刺し跡(マーク)
蚊が刺すと、皮膚に小さな点が残ります。雌蚊は長い口吻(プロボス)を持ち、針のような先端で皮膚を突き刺し、血液を吸います。刺し跡は最初は淡い色ですが、次第に腫れ、赤みを帯びます。
かゆみ
蚊に刺されると多くの場合かゆみが生じますが、個人差があります。蚊は血液が固まらないよう抗凝固物質を注入します。この物質に対する軽度のアレルギー反応がかゆみの原因です。
重篤な反応
稀に、抗凝固物質に対して強いアレルギー反応(アナフィラキシー)を起こすことがあります。症状としては全身のじんましん、喉の腫れ、呼吸困難、喘鳴などがあり、緊急の医療処置が必要です。
蚊が媒介する疾患
蚊は必ずしも病原体を運ぶわけではありませんが、デング熱、ジカ熱、マラリア、そして米国でも広がっている西ナイルウイルスなど、重大な感染症の媒介虫です。西ナイルウイルスの軽症はインフルエンザ様で、発熱、頭痛、筋肉痛、リンパ節腫脹、発疹が見られます。重症例では意識障害、運動失調、筋力低下、麻痺、昏睡に至ることがあります。症状が疑われる場合は速やかに医療機関を受診してください。
対策と応急処置
蚊に刺されたら、まず患部を冷やし、かゆみ止めやステロイド外用薬を使用すると症状が和らぎます。痒みを掻きすぎると二次感染のリスクがあるため、できるだけ掻かないように心掛けましょう。
