バタフライニードルの使用手順とコツ

バタフライニードルとは

バタフライニードルは、短い針が細いチューブに取り付けられた装置で、細い静脈を持つ成人や小児の採血に主に使用されます。一般的なゲージは21〜25です。標準的な針よりも細いため、穿刺には専用のテクニックが必要です。

静脈の探し方

  1. 採血前に手袋を着用し、清潔を保ちます。前腕の外側や手の背側など、血管が表在しやすい部位を選びます。指先で静脈の走行、太さ、硬さを確認し、血液採取に適したかどうか判断します。適さない場合は、他の部位を探します。

準備

  1. 適切な静脈が見つかったら、エタノール、ヨウ素、またはポビドンヨードなどで穿刺部位を消毒します。患者に過去のアレルギー歴がないか確認し、ヨウ素アレルギーがある場合は代替剤を使用します。消毒後は手袋で部位に触れないように注意します。

  2. 止血帯を穿刺部位の上部に巻き、静脈を拡張させます。患者に拳を握らせると、静脈がより浮き上がります。

採血

  1. バタフライニードルの穿刺角度は約30度です。針先を血流方向に向け、皮膚を通して静脈に直接刺入します。皮下組織を通過するときに軽い抵抗を感じ、静脈壁に当たると突然の抵抗が生じます。その瞬間に針を皮膚面に平行に保ちます。血液がチューブに流れ込み始めない場合は、針を抜いて再度穿刺します。

  2. 針のハンドル部分(蝶形の羽根)を皮膚に押し付け、粘着テープで固定します。

針の抜去と止血

  1. 採血が終了したら、慎重に針を抜きます。抜去後は穿刺部位に直接圧迫止血を行い、出血を止めます。その後、抗菌軟膏を塗布し、滅菌ドレッシングで覆い、粘着テープで固定します。

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