エレベーターの緊急避難手順
高層ビルにはエレベーターが必須ですが、故障や停止が起きた際は乗客の安全確保のために迅速な避難が求められます。建物側は事前に避難計画を策定し、従業員に訓練を実施しておく必要があります。
ドアの開放
エレベーターが階段の近くで停止した場合、ドアを手動で開けて乗客を外に出すことが可能です。まずエレベーターの電源を切り、ロックを解除します。必要に応じてバールなどの工具を使ってドアをこじ開けます。外へ出る際は、すでに床にいる人の手を握ってもらい、転落や滑りを防止してください。
屋上からの脱出
稀なケースですが、エレベーターには屋上に非常用のアクセスハッチがあります。乗客は照明カバーを取り外し、ハッチを持ち上げて車室から外へ出ます。この方法はエレベーターがフロア間で停止している場合に限ります。シャフト側にははしごが設置されており、はしごを使って別の階へ移動し、安全に脱出できます。
専門家への連絡
建物の従業員はエレベーター避難手順の訓練を受けるべきですが、状況に応じて専門家に対応を依頼することも重要です。通常は消防署(または地域のボランティア消防隊)と警察に連絡します。これらの機関が対応できない場合は、現場の担当者が状況を判断し、適切な避難手順を実施します。
