FDAの食品ラベル規制
米国食品医薬品局(FDA)は、食品や化粧品の消費者向け情報表示に関する厳格なガイドラインを策定・監視・施行しています。食品の場合、ラベルのサイズや可読性、栄養成分、カロリー、低脂肪・低糖・オーガニックなどの表示に関する要件が定められています。
可読性
FDAは、食品包装の表面と裏面のラベル表示に関する指針を提供しています。製品のサイズや形状に関わらず、ラベルは表面積の少なくとも40%を占めなければなりません。また、ラベルははっきりと読み取れる必要があり、装飾やロゴなどが文字を隠してはいけません。前面ラベルで「低脂肪」や「特定のビタミン・ミネラルが豊富」などの主張を行う場合、裏面ラベルでその根拠を示し、実際に基準を満たしていることが求められます。
栄養ガイドライン
食品メーカーは、製品が満たすべき栄養基準を設定し、消費者に分かりやすい言葉でラベルに記載しなければなりません。基準を満たさない食品は、栄養に関する主張を行うことはできません。添加された栄養成分は必ず表示し、代替食品が元の食品と同等の栄養基準を満たさない限り、元食品の代替品として表示してはなりません。また、FDAは、通常含まれる栄養素が減少・除去・置換された場合、その情報を明確にラベルに記載することを求めています。
その他の表示項目
FDAが管理するその他の表示項目には、「新鮮」「冷凍」「低脂肪」「低カロリー」や、グルテンフリー・ピーナッツフリーといった特定の食事制限に対応した表示があります。各項目にはそれぞれ詳細な基準があり、ラベルに正確に反映しなければなりません。たとえば、トランス脂肪酸が含まれる場合は、総脂肪量とは別にトランス脂肪酸の量を記載する必要があります。ラベルには食品名、製造者および製造施設の住所、内容量(重量や個数)、そしてカロリーや栄養成分が算出される基準となる1食分の量を明示しなければなりません。
