海を汚染するプラスチック破片を防ぐ方法
背景
太平洋の北部に位置する北太平洋渦(North Pacific Gyre)は、約350万トンものごみが漂う海域として知られています。その広さは正確には不明ですが、推定では60万平方マイルから米国本土の2倍以上に及ぶとされています。海洋ごみのうち、プラスチックは全体の60%以上を占めています。Algalita Marine Research Foundationの創設者で研究コーディネーターのチャールズ・ムーア氏は、プラスチックの主な流出源は「都市部の雨水排水システムで、雨が降ると流れ出す」と説明しています。包装材や廃棄物が至る所にあるため、適切に処分・リサイクルできていないのが現状です。
具体的な対策
プラスチックの使用を減らす
プラスチックは分解されにくいため、まずは使用量を減らすことが最も効果的です。使い捨てのビニール袋、使い捨て食器、ペットボトルなどを、エコバッグやステンレス製のボトルなどの再利用可能なアイテムに置き換えましょう。再利用できるプラスチックは、できるだけ再使用してからリサイクルします。
リサイクルを徹底する
プラスチックの使用は完全に避けられないので、不要になったら適切にリサイクルします。自治体が回収していなくても、スーパーマーケットやコンビニエンスストアにリサイクルボックスが設置されていることが多いです。例えば、Safeway、New Seasons、Albertsonsなどではプラスチック袋の回収が行われています。さらに、最初からエコバッグを持参すれば、回収するプラスチック自体を減らすことができます。
自分と他人のゴミを必ず回収する
リサイクルできないプラスチック(例:ボトルのキャップ)は、必ずゴミ箱へ捨てます。海へのプラスチック流入の80%は陸上での汚染が原因で、特にタバコの吸い殻は世界で最も多いプラスチックごみです。吸い殻はほぼすべてプラスチック製フィルターでできているため、見かけに注意し、拾い集める習慣をつけましょう。
まとめ
プラスチックごみの削減は個人の行動から始まります。消費を抑え、リサイクルを徹底し、ゴミを適切に処理することで、海洋汚染の防止に大きく貢献できます。
