唾液を清潔に保つための普遍的注意点
唾液は体液の中でも感染症の伝播リスクが最も低い部類に入ります。米国疾病予防管理センター(CDC)によれば、唾液の取り扱いに普遍的注意(ユニバーサル・プリコーション)は原則適用されません。しかし、感染防止の観点から基本的な対策は推奨されます。特に血液が混入する可能性のある歯科診療では、厳格な注意が必要です。
手袋を着用する
歯科診療以外ではマスクやガウンは必須ではありませんが、唾液を扱う際は手袋の着用が望ましいです。作業後はすぐに手袋を廃棄し、別の患者と接触する前に手を十分に洗浄してください。
汚染物の除去
消毒前にまず唾液を拭き取ります。紙タオルで表面の液体を吸い取り、続いて温かい石鹸水で洗浄します。カーペット上の場合は紙タオルで吸い取り、猫砂などの吸湿剤を利用すると効果的です。
消毒
家庭用漂白剤を水で1:10に希釈した溶液を作り、対象面に湿らせて10分間放置します。その後、乾いた紙タオルで拭き取ります。歯科以外の現場でも市販の消毒剤を使用して問題ありません。
廃棄処理
使用した手袋や紙タオルは他の廃棄物と同様にプラスチック袋に入れ、結束して処分します。歯科現場では施設の廃棄規定に従ってください。
