安全に飲めるプラスチック製水ボトルの種類と選び方
プラスチック製の水ボトルは、再利用可能なものでも使い捨てのものでも、鉄やアルミ製ボトルに比べて軽量で柔軟性があり、持ち運びや運動時に便利です。また、子どもが扱いやすい点も利点です。ただし、プラスチックは高温や長時間の使用で化学物質が溶出することがあるため、健康リスクを避けるには安全と認められた素材のボトルを選びましょう。
PETボトル(ポリエチレンテレフタレート)
米国食品医薬品局(FDA)は、使い捨てのプラスチック水ボトルに使用されるPETを飲料用として安全と認定しています。自動販売機やスーパーで販売されているほとんどの使い捨てボトルはこの素材です。食品包装にも広く使用されており、長期保存後でも毒性が確認されていないため、単回使用でも再使用でも安心です。
洗浄して再利用できるプラスチックボトル
Plasticsinfo.org が紹介したカルガリー大学の調査では、学校で子どもが使い捨てボトルを再利用した際に細菌が検出されたと報告されていますが、これは使用後に十分な洗浄が行われていなかったことが原因でした。適切に洗浄すれば、プラスチックは他の飲料容器と同様に細菌の増殖を助けません。熱い石鹸水で洗い、完全に乾燥させてから再使用すれば、PET製であれば化学物質の溶出も心配ありません。
BPAフリーの再利用可能ボトル
ポリカーボネート製ボトルは、エストロゲン様作用を持つ合成ホルモン BPA(ビスフェノールA)を含むため、安全性に議論があります。BPAは高温になるとプラスチックから溶出し、飲料に混入する恐れがあります。そのため、BPAを含まない素材で作られた再利用可能ボトルの使用が推奨されます。
ポリプロピレン製ボトル
ポリプロピレンは厚みがあり断熱性の高い熱可塑性樹脂で、FDA の認可を受けて食品・飲料の包装に使用されています。BPA を含まず、化学物質の溶出がなく、熱い水でも冷たい水でも問題なく使用できます。温度変化に強いため、エクストリームスポーツの選手にも人気です。
