世界の飢餓と人口過密について

世界が直面する重大課題の一つが飢餓、もう一つが人口過密です。国際的な非営利団体や連合が対策に取り組んでいますが、簡単に解決できる問題ではありません。

Worldhunger.orgの2010年の調査によると、飢餓に苦しむ人は約9億2500万人で、主にアジア、アフリカ、太平洋地域に集中しています。一方、人口過密は先進国を含む全世界で見られます。

定義

  • Worldhunger.orgによると、飢餓とは栄養不足、すなわち健康な人間に必要な平均的な栄養と食事摂取量が不足している状態を指します。

  • 「人口過密」は、居住環境と利用可能な資源に対して人間の人口が過剰であることを意味します。Optimumpopulation.orgは、外部資源に依存せずに自国を維持できるかどうかで判断し、輸入に頼る国は過密と定義しています。

飢餓問題が深刻な国々

  • 飢餓は単に人口過密だけでなく貧困とも密接に関係しています。2009年のGlobal Hunger Index報告によれば、深刻な飢餓に直面している上位国はコンゴ民主共和国、エリトリア、ブルンジ、ハイチ、シエラレオネ、ザンビア、アンゴラ、エチオピア、中央アフリカ共和国、ルワンダです。ほとんどがアフリカ大陸に位置し、環境・社会・政治的障壁が食料生産を妨げています。

人口過密が顕著な国々

  • Optimumpopulation.orgの定義に基づき、2010年に過密と評価された主な国はシンガポール、イスラエル、クウェート、大韓民国、ヨルダン、アラブ首長国連邦、日本、レバノン、イラク、ベルギーです。これらは競争力のある経済を持ち、食料やその他の供給を輸入できるため、飢餓問題が表面化しにくいです。

資源配分の現状

  • Worldhunger.orgは、飢餓や人口過密が存在するにも関わらず、世界全体で全ての人を養えるだけの食料は生産されていると指摘しています。主な問題は、飢餓国が食料を購入し土地を開発するための財政資源が不足している点です。

  • Overpopulation.orgのデータによれば、世界の富裕層上位20%が全消費の86%を占め、最貧層の5%はわずか1.3%しか消費していません。したがって、飢餓と人口過密は別個の課題であり、資源の適切な配分が解決への鍵となります。

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