ポータブル酸素の使用手順
ポータブル酸素は、酸素療法が必要な患者が自立した生活を送るために便利です。酸素は鼻カニュラというチューブを鼻に差し込んで供給され、流量は医師が指示したリットル/分で設定されます。ポータブル酸素ボンベはサイズがさまざまで、車輪付きカートやショルダーバッグで持ち運びます。正しい使用方法を知ることは健康管理に欠かせません。
ポータブル酸素のセットアップ手順
- ボンベ本体の軸に巻かれているプラスチック包装を取り除く。
- シリンダーレンチでボンベ軸のバルブをゆっくり緩め、少量の酸素を抜いてから再度締め直す。これで流路のほこりや異物が除去されます。
- レギュレーターをボンベ軸に装着し、レギュレーター中央の穴とシリンダー軸を合わせて滑り込ませる。
- レギュレーター側のピンとシリンダー側の穴を合わせ、内部のゴムリングが外れないように固定する。
- レギュレーターのクランクを回して、レギュレーターをボンベにしっかり締め付ける。
- 再度バルブを緩め、レギュレーターのゲージで残量を確認する(1〜2回転で開く程度)。
- レギュレーター側面のノブを患者の処方された流量に合わせ、二次ゲージで流量が設定通りか確認する。
- エアチューブの先端を流量開口部に差し込み、鼻カニュラを患者に装着する。
- ボンベを付属のショルダーバッグまたはカートに固定する。
- チューブがバッグやカートの中で絡まらないよう、また車輪や腕に引っ掛からないように整理する。
ポータブル酸素の停止手順
- 患者からエアチューブを外す。
- シリンダーレンチでバルブをしっかり締め、ノブは処方流量の位置に残す。残りの酸素が最後まで出せるようにする。
- ゲージが「0」を示すことを確認し、圧力が残っていないことを確認する。
- エアチューブを流量開口部から外す。
