水素ガスの危険性と安全対策

可燃性

水素は極めて可燃性が高く、空気とよく混合します。そのため、火源があると容易に燃焼し、火災が発生します。火災時は直ちに水素供給を遮断し、必要に応じて二酸化炭素や水噴霧で消火します。

吸入

閉鎖空間で水素濃度が高くなると酸素が希薄になり、窒息の危険があります。症状としてめまい、嘔吐、頭痛、耳鳴りなどが現れ、喘息など呼吸器疾患を持つ人は重篤化しやすいです。酸素欠乏により最悪の場合死亡することもあります。

爆発

水素と空気が混合すると爆発する可能性があります。ニッケルやプラチナなどの金属触媒が存在すると、爆発反応が促進されます。爆発が起きた場合は、シリンダーを安全な距離から水で冷却し、ガスの拡散を抑えます。

安全対策

  • シリンダーは必ず立てて搬送・保管し、倒れないようにする。
  • 直射日光や極端な温度にさらさない。
  • 使用後はバルブを完全に閉め、漏れを防止する。
  • シリンダーを転がしたり落としたりしない。転倒や落下は爆発やガス漏れの原因になる。

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