シラミの種類と特徴

シラミは羽のない小さな昆虫で、哺乳類に寄生します。ヒトに寄生するシラミは大きく3種類に分かれ、頭部に寄生する頭シラミ、衣服や体に寄生する体シラミ、陰部や体毛に寄生する陰部シラミ(通称「カニシラミ」)があります。

頭シラミ(Pediculus humanus capitis)

頭シラミは灰白色または淡い茶色で、サイズはごま粒ほどです。主に幼児に多く見られ、頭皮の血液を吸って生活します。毛根に黄色い卵(ニット)を産み付け、接触によって簡単に他人へ移ります。ジャンプはできませんが、髪の毛を這い回って広がります。

体シラミ(Pediculus humanus corporis)

体シラミは頭シラミと外見はほぼ同じですが、主に衣服の縫い目や折り目に潜んでいます。皮膚に出て血液を吸うため、かゆみは衣服と皮膚が接触する部分に現れます。密集した環境や不衛生な状態での接触が感染拡大の原因となります。

陰部シラミ(Pthirus pubis)

陰部シラミは小さく、6本の脚を持ち、陰毛や脇毛、まつげ・眉毛にも寄生します。主に性的接触や汚染された寝具・トイレシートなどを介して感染します。繁殖・吸血は陰部周辺で行われ、強いかゆみを伴います。

シラミは感染力が強く、適切な駆除と衛生管理が重要です。

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