炭疽菌ワクチンの副作用
炭疽(たんそく)は重篤な細菌性疾患ですが、米国では極めて稀です。主に高リスクの軍人や特定地域に派遣された職員にのみ予防接種が行われます。以下に、接種後に報告される主な副作用をまとめました。
最も一般的な副作用
- 注射部位の反応が最も多く、約半数が腫れ(しこり)を感じ、10〜17%がかゆみ、発赤、疼痛を訴えます。女性にやや多い傾向があります。
その他の部位反応
- 約5%が注射部位に広範な発赤を起こします。稀に、広範な腫脹、腕の可動域制限、腋窩リンパ節の圧痛が見られます。
全身的な一般的副作用
- 約20%が頭痛、筋肉痛、関節痛を経験します。その他、倦怠感、発熱、寒気、食欲不振、吐き気・嘔吐も報告されています。
アレルギー反応
- CDCによると、致命的なアレルギー反応は10万人に1回未満です。症例として蕁麻疹、呼吸困難、手足や顔の腫れが報告されています。
稀な報告
- FDAは、ワクチン接種後にまれに報告される症例として、ギラン・バレー症候群、全身性エリテマトーデス(SLE)、多発性硬化症、肺炎などがありますが、因果関係は確認されていません。
