アメリカで保険に未加入になる理由

米国では、健康保険に加入していない人の数が増加しています。保険未加入者は「貧しい」「学歴が低い」または「保険を選ばない」などのイメージが強いですが、実際にはさまざまな事情が背景にあります。以下では、数百万の米国民が保険に加入できない主な要因を解説します。

費用負担

保険料や自己負担額の上昇が、未加入の最大の原因です。雇用主が提供する団体保険でも、月額保険料や年額控除額、診療・処方箋のコペイが高くなる傾向にあります。その結果、従業員が保険加入をやめるケースが増えています。小規模事業者や個人事業主は、団体保険が利用できず、個別の保険を購入しなければなりませんが、これらは団体保険よりも保険料が高く、負担が大きくなりがちです。

保険会社のリスク評価

個別保険(スタンドアロン保険)では、保険会社が申込者の高額医療費利用リスクを評価します。高リスクと判断されれば、保険加入を拒否されるか、リスクプレミアムが上乗せされ、自己負担額も増えるため、実質的に加入が困難になります。

加入資格の制限

たとえ雇用主が保険を提供していても、全員が加入できるわけではありません。新入社員の試用期間(通常は最初の90日間)や、週40時間未満のパートタイム勤務者は対象外となることが多いです。パートタイム従業員向けに保険を提供する企業でも、保険料が割高になるため、加入を見送るケースがあります。

以上のように、保険料の高騰、保険会社のリスク評価、そして加入資格の制限が、米国での保険未加入を大きく左右しています。

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