STD(性感染症)とは何か?

STDとは

STDはSexually Transmitted Disease(性感染症)の略称で、性的接触により感染する病気全般を指します。以前はVenereal Disease(VD)と呼ばれ、ローマ神話の愛の女神ヴィーナスにちなんで「ヴィーナスの病」と呼ばれていました。

液体(分泌物)による感染

性器の分泌物(唾液、精液、膣分泌液など)を介して感染するSTDには、性器ヘルペス、性器いぼ(尖圭コンジローマ)、淋菌感染症、梅毒などがあります。

血液による感染

血流を介してのみ感染するSTDとしては、HIV(エイズの原因)や肝炎ウイルスがあります。精液や唾液に含まれることはありますが、相手の血流に入る必要があるため、汚染された注射器、感染血液の輸血、開放創などが感染経路となります。

STDの予防

確実に感染を防ぐ方法は、性交渉を控えること、注射針を共有しないこと、血液製剤の受給を避けることです。実際には、コンドームの使用や献血者の検査が最も一般的な予防策ですが、コンドームは破れる可能性があり、100%の効果は保証できません。

STDの治療

治療法は疾患によって異なります。HIV、性器いぼ、性器ヘルペスは根治が困難です。一方、淋菌感染症や梅毒は比較的簡単に治癒します。C型肝炎のように長期間にわたるインターフェロン治療が必要なケースもあります。

教育の重要性

STDの拡散を防ぐ鍵は教育です。感染のリスクや健康への影響を正しく理解すれば、パートナー選びや予防策の実施に対する意識が高まります。

定期的な検査の重要性

性的に活発な人は、少なくとも半年に一度はSTD検査を受けることが社会的責任です。HIVなどは感染後数ヶ月間は検出できないことがあります。パートナーが一人で相互に忠実であれば、検査頻度は減らせます。

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