肥料の物理的特性と重要性
肥料は土壌に栄養分を供給しますが、栄養価と同様に物理的特性も重要です。これにより、施肥時の散布のしやすさや均一性が左右されます。物理特性が劣ると、肥料は塊になったり、粉塵が多くなったり、流動性が悪くなったり、水分を過剰に吸収したり、分離しやすくなります。
粒子サイズ
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粒子径は粒子サイズの代表的な指標です。肥料中の粒子はさまざまな直径を持ち、その分布を粒径分布と呼びます。粒子が小さいほど水に溶けやすく、栄養分の放出が速くなります。また、粒子サイズは施肥や保管時の取り扱いにも影響します。
密度
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密度は肥料の重量と体積の比率で、粒子の充填度合いによって決まります。低密度の肥料は同じ重量でも体積が大きくなり、保管スペースや機械の較正に影響します。
顆粒硬度
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顆粒は搬送や保管時の圧力に耐えるだけの硬さが必要です。硬度は肥料の化学組成だけでなく、粒子形状や含水率にも左右されます。硬い顆粒は粉塵が少なく、破砕や摩耗、散布時の衝撃に強いです。
含水率
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多くの肥料は一定量の水分を吸収しますが、過剰な吸水は問題を引き起こします。吸水量は化学組成、環境条件、粒子の形状・サイズに依存します。表面積が大きい顆粒ほど水を多く吸収しやすく、臨界相対湿度(CRH)は肥料が水分を吸収し始める湿度の指標です。CRH が高い肥料は湿度の高い環境でも取り扱いやすく、低いと塊化しやすく散布が困難になります。肥料ごとに吸水耐性は異なります。
液体肥料
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液体肥料の主な物理特性は密度、粘度、pHです。ゲル化剤の強度も重要で、固形分を懸濁させるだけの強さが必要ですが、過度に強いと液体が濃くなりすぎてポンプや散布が困難になります。
