非鉄合金の利用

非鉄合金は、アルミニウム、コバルト、鉛、マグネシウム、チタン、亜鉛などの非鉄金属を基にした合金です。意図的に鉄を含まないことが定義上の特徴で、磁性がなく、融点が高く、強度が高く、軽量で、化学的・大気的腐食に強いという特性があります。これらの特性により、自動車や航空機の部品、通信機器、水道バルブ、楽器、さらには可燃性・爆発性物質の取り扱いにも利用されています。

マグネシウム合金の用途

マグネシウム合金は軽量で高い強度‑重量比を持ち、構造部材として自動車や航空機、搬送装置に最適です。また、加工性が高く複雑な形状の部品製作にも適しています。

亜鉛合金の用途

銅と亜鉛の合金である真鍮は、耐食性と高い延性を活かして通信機器、楽器、水道バルブなどに使用されます。ニッケルシルバー(亜鉛合金の一種)はパイプオルガンの部品としても評価されています。

アルミニウム合金の用途

アルミニウム合金は非磁性・非火花性で、可燃性・爆発性物質の周囲での使用に適しています。加工しやすく、融点が高いため電気機器にも利用されます。

チタン合金の用途

チタン合金は酸化性酸、塩素ガス、次亜塩素酸ナトリウム、海水や塩水に対する耐食性があり、航空機部品の製造に最適です。高強度・低重量という特性も優れています。

銅合金の用途

銅シリコン合金は高強度と優れた加工性、耐食性を持ち、様々な商業・非商業用途に使われます。ベリリウム銅は耐食性、導電性、非磁性・非火花性が求められる場面で利用されます。

ジルコニウム合金の用途

ジルコニウムはアルミニウムと合金化すると、制汗剤の成分や、揮発性触媒である四酸化オスミウムの触媒として使用されます。

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