ホウ酸結晶とは何か
ホウ酸は酸素を含むいくつかの酸(総称してホウ酸)を形成し、白く光沢のある薄片状の結晶として結晶化します。以下にその製造方法や性質、用途について解説します。
製造方法
- ホウ酸結晶はホウ砂(ホウ素を含む鉱石)から大量に得られます。鉱石を熱した濃縮溶液に硫酸を適量加え、冷却するとホウ酸結晶が析出します。
物理的性質
- ホウ酸結晶は冷水にやや溶け、熱水に中程度に溶解します。蒸気中では揮発し、無色の炎に緑色を付けます。
化学的性質
- ホウ酸結晶を100°Cで加熱すると水分子が脱離しメタホウ酸になります。さらに160°Cで加熱するとテトラホウ酸が生成します。
層構造
- ホウ酸結晶は多数の層が相互に結合した構造を持ち、固体になると滑りやすい薄片状になります。
用途
- ホウ酸結晶は磁器のエナメルや釉薬の製造、ホウ砂フェノールフタレイン試験などに利用されます。
