ハンドサニタイザーの種類と選び方

トリクロサン系ジェル

多くのハンドサニタイザー(例:Vicks Early Defense)は、トリクロサン(Microban)という農薬成分を含んでいます。トリクロサンは効果的ですが、残存菌が耐性を獲得しやすく、甲状腺機能障害やがんなど健康リスクが指摘されています。そのため、トリクロサンを含む製品はなるべく避けた方が無難です。

アルコール系ジェル

医療機関や家庭で広く使用されているハンドサニタイザーは、アルコールを主成分としています。効果を得るにはアルコール濃度が最低でも60%必要です。ラベルを確認し、濃度が足りない製品は選ばないようにしましょう。また、子供の手の届かない場所に保管し、誤飲によるアルコール中毒に注意が必要です。

アルコールワイプ

「ウェットナップ」などの事前に湿らせた除菌シートも、ほとんどがアルコールベースです。ジェル同様、アルコール濃度が60%以上であることを確認してください。シートに含まれる液量は少量のため、誤飲による中毒リスクは低いです。

石鹸と水による洗浄

シンプルな石鹸と水でも十分に手を除菌できます。2009年9月のニューヨーク・タイムズ報道やCDCのガイドラインでも、H1N1(豚インフルエンザ)対策として石鹸と水が最も効果的とされています。石鹸と水で20秒間しっかり洗うことが推奨され、石鹸と水が利用できない場合にのみハンドサニタイザーを使用します。

エッセンシャルオイル配合サニタイザー

トリクロサンやアルコールを避けたい人向けに、ローズマリーやユーカリなど抗菌作用があるエッセンシャルオイルを配合した製品があります。Clean GeorgeやYoung Livingなどが代表的です。手が洗えない状況での代替手段として利用できます。

それぞれの特徴と注意点を理解し、用途や環境に合わせて最適な除菌方法を選びましょう。

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