血液採取をスムーズに行うための10のポイント

必要なもの

  • 写真付き身分証明書(パスポート・運転免許証など)
  • 医療保険証の提示

手順とポイント

  1. 用語の確認

    採血技師(phlebotomist)…血液採取や毛細血管採血を行う資格保持者。
    静脈採血(venipuncture)…静脈から血液を採取すること。
    毛細血管採血…毛細血管から血液を採取すること。

  2. 目的をはっきりさせる

    医師の指示での採血は避けられませんが、針恐怖症の方は無理に献血をしないでください。献血は針に対する一定の許容が必要です。

  3. 事前の準備を確認する

    血糖や中性脂肪などの検査は、採血前に10〜12時間の絶食が必要です。グルコース耐糖試験(GTT)などは、検査前の飲料や複数回の採血が指示されます。必ず医師に確認しましょう。

  4. 身分証明書と保険証の提示

    私立の検査機関や献血センターでは、保険証と公的身分証明書の提示が求められます。病院内での採血では不要な場合もあります。

  5. 十分な水分補給

    採血前に水をたくさん飲むと血液量が増え、静脈が拡張しやすくなります。脱水やショックを防ぐためにも有効です。献血や医師が許可した場合は軽食をとっても構いません。

  6. 針への不安は事前に伝える

    不安や過去に失神した経験がある場合は、採血技師に必ず伝えてください。技師は体位や呼吸を調整し、必要なら仰向けにして採血します。

  7. 既往歴や特記事項の伝達

    乳房切除術や瘻孔(ろうこう)など、血管に影響を与える手術歴がある場合は事前に知らせましょう。過去に採血しやすかった静脈が分かっているなら、技師に教えるとスムーズです。

  8. リラックスが鍵

    呼吸を止めたり、筋肉を緊張させたり、針を見つめると緊張が高まり失神しやすくなります。背筋を伸ばし、目をそらすか閉じて、ゆっくり呼吸しましょう。会話で気をそらすのも効果的です。

  9. 子どもへの説明

    採血前に「少しだけ痛い」「すぐ終わる」など正直に説明し、勇気を称えましょう。嘘をつくと将来の医療不安につながります。

  10. 採血後のケア

    採血後にめまいや吐き気を感じたら座るか横になって数分休みます。献血の場合はドリンクや軽食が提供されます。2週間以内に体調不良が出たら献血センターへ連絡し、血液を破棄してもらいましょう。

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