概要
カルシウムは銀白色の金属で、酸素、炭素、ケイ素、リン、フッ素などと自然界に広く存在します。植物や動物の成長に不可欠な役割を果たします。
歴史
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1808年、サー・ハンフリー・デービーが湿った石灰を水銀陰極で電気分解し、不純物を含むカルシウムを単離しました。
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1898年、フランスの化学者アンリ・モワッサンがヨウ化カルシウムと金属ナトリウムを加熱し、純粋なカルシウム金属を得ました。
製造方法
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小規模では、無水カルシウム塩を金属アルミニウムまたはナトリウムで還元してカルシウムを得ます。
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工業的には、融解した塩化カルシウムを電解し、金属カルシウムを大量に生産します。
物理的性質
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カルシウムは柔らかい金属ですが、鉛よりは硬く、延性と展性があります。融点は約842℃(1,542°F)、沸点は約1,483℃(2,703°F)です。熱と電気の伝導性に優れています。
化学的性質
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湿った空気中では酸化物・亜硝酸塩の薄膜が形成され、すぐにくすんでしまいます。空気中や酸素中で加熱すると、鮮やかに燃焼します。
利用法
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金属加工では脱酸剤として使用され、実験室では還元剤として便利です。また、ガス流から窒素や水素を除去する目的でも利用されます。
