健康リスクがあるのに、なぜ喫煙はやめにくいのか?
依存性が高い
タバコに含まれるニコチンは脳の快感受容体を刺激し、強い依存性を引き起こします。急にやめると、インフルエンザ様の痛み、イライラ、集中力低下、不眠、頭痛、咳、喉の痛みなどの離脱症状が現れ、再び吸いたくなる衝動が強まります。
心理的要因
喫煙は休憩や食後、社交の場、飲酒時など特定のシチュエーションで快感と結びついています。これらの場面でタバコがないと、欠乏感が生じ、再び吸う衝動が起こります。心理的な習慣を断ち切ることは、身体的な離脱症状と同等に難しいです。
遺伝的要因
研究は、喫煙行動に遺伝的な影響があることを示しています。喫煙開始・継続・禁煙のしやすさは遺伝子によって部分的に決まります。また、家族や身近な人が喫煙者である環境は、タバコを手に取りやすくし、禁煙を困難にします。
再発しやすさ
離脱症状が顕著に収まるまでには概ね8〜12週間かかります。その間にコンビニで一本買って吸ってしまうことは容易です。再発のハードルが低いことが、禁煙成功率を下げる大きな要因となります。
