喫煙と飲酒がもたらす健康リスクとは

喫煙と心血管疾患

喫煙は血管を収縮させ、血流を低下させます。その結果、末梢血管疾患や大動脈瘤のリスクが高まります。CDCによると、喫煙者は非喫煙者に比べ冠状動脈疾患のリスクが2〜4倍に増加します。

喫煙と呼吸器疾患

喫煙は肺がんの最大の危険因子です。男性は非喫煙者の約23倍、女性は約13倍のリスクがあります。また、肺気腫、慢性気管支炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)も喫煙に起因します。

喫煙とがん全般

肺がん以外にも、急性骨髄性白血病、膀胱がん、子宮頸がん、食道がん、腎臓がん、喉頭がん、口腔がん、胃がん、子宮体がんなど多種多様ながんリスクが上昇します。

喫煙と妊娠・生殖

妊娠中の喫煙は不妊、早産、死産、低体重児、SIDS(乳幼児突然死症候群)などのリスクを高めます。男性でも精子運動率低下やリビドー低下が報告されており、妊活に悪影響を及ぼします。

喫煙のその他のリスク

閉経後の女性は喫煙により骨密度が低下し、股関節骨折のリスクが増大します。脊椎の変性疾患や手術後の回復遅延も喫煙者に多く見られます。

アルコールと急性外傷

飲酒は交通事故、転倒、溺死、火傷、銃撃事故などの事故リスクを高めます。また、無防備な性行為や複数のパートナーとの性交渉、性的暴行の危険も増大し、性感染症や予期せぬ妊娠につながります。血中アルコール濃度が高くなると中枢神経が抑制され、意識喪失、低血圧、低体温、呼吸抑制、最悪の場合死に至ります。

アルコールと肝臓疾患

過度の飲酒はアルコール性肝炎や肝硬変を引き起こし、米国の死亡原因上位15位に入ります。肝硬変は肝機能を著しく低下させ、C型肝炎患者では治療効果がさらに悪化します。

アルコールと神経・精神疾患

大量飲酒は認知症、脳卒中、末梢神経障害のリスクを高めます。脳の萎縮が早まることで記憶障害や判断力低下が生じます。また、うつ病や不安障害、自殺念慮の増加も報告されています。

アルコールとがん

飲酒量が増えるほど、口腔がん、咽頭がん、食道がん、肝臓がん、結腸がん、乳がんなど多くのがんリスクが上昇します(CDC)。

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