ニコチンパッチで禁煙するためのヒント
多くのアメリカ人が禁煙を望んでいますが、意志力が足りないと感じる人も少なくありません。そこで登場したのがニコチン置換療法の一つ、ニコチンパッチです。パッチはニコチンの摂取量を一定に保ち、禁断症状や渇望感を軽減します。正しい使い方をすれば、禁煙成功率をさらに高められます。
パッチの仕組み
- ニコチンパッチは、皮膚を通じて徐々にニコチンを体内に放出します。トランスダーマル(経皮的)な方法で、時間をかけてニコチンが吸収されるため、急激な渇望感をすぐに抑えるタイプの置換製品とは異なります。
強度の選び方
- パッチは「21 mg」「14 mg」「7 mg」の3段階があります。1日の本数が多いほど高用量から始めます。1日10本以上吸う場合は21 mgパッチを6週間使用し、次に14 mgへと段階的に減らします。10本以下の場合は14 mgパッチを4週間使用し、その後7 mgへ切り替えます。
パッチの装着方法
- 毎日同じ時間に貼り替えると忘れにくくなります。装着時間は16〜24時間が目安ですが、就寝前に渇望感がなければ就寝前に外すと、不眠や奇妙な夢を防げます。
- 毛のない部位ならどこでも貼れますが、上腕が一般的です。皮膚刺激を防ぐため、1週間ごとに貼る場所を変えると良いでしょう。
喫煙すべきか否か
- FDAは「パッチ使用開始前に禁煙し、使用中は喫煙しない」ことを注意喚起しています。喫煙すると吐き気・めまい・嘔吐などの副作用が出やすくなるためです。しかし、デューク大学の研究では、使用開始後最初の2週間だけ喫煙を続けたグループは、禁煙成功率が2倍に上がり、特に副作用は報告されませんでした。研究者は、パッチ使用開始から2週間後に禁煙日を設定すると成功率が高まる可能性があると指摘しています。
行動支援との併用
- パッチは身体的な禁断症状を和らげますが、心理的な依存も克服する必要があります。メーカーは行動支援プログラムやサポートグループとの併用を推奨しています。多くのブランドがオンラインフォーラムや電話カウンセリングを提供しているので、積極的に活用しましょう。
